サイディング?モルタル?ALC?ひと口に外壁材と言っても種類はたくさん。

サイデイング

サイディングの多くは長方形の板状であり,

建物の骨格に合わせてカットした物をパズルのように貼り付けていきます。

繋ぎ目にはシーリング材を充填し防水性や機密性を確保します。

窯業系・金属系・樹脂・木材と使用している材質によって特徴が違いますが

工場生産ですので安定供給ができ価格帯が広いためコスト面でも大変優秀です。

さらにデザインやカラーバリエーションの多さも人気の理由と言えます。

変な言い方ですが従来に比べてお手軽でメリットも多いため

最近の新築物件の多くは外壁材にサイデイングを使用しています。

■ メリット

・ 防火性・耐火性が高い

・ 耐震性が高い

・ デザインバリエーションが豊富

・ 価格帯に幅がありコスト面で優秀

・ 通気工法が可能

・ リフォーム性に優れている

・ 施工時間短縮

■ デメリット

・ 塗装のメンテナンスが必要

・ シーリングのメンテナンスが必要

・ 蓄熱性が高いため反りや割れが起こりやすい

※ 窯業系サイディング

​※ 金属系サイディング

以上のようにたくさんのメリットがあるサイディング ですが、デメリットもあります。

工場出荷時に防水を兼ねた塗装を施しますが、塗料の耐用年数が5年〜10年であるため

一定期間を経過すると防水効果が減少します。

また、サイディング の継ぎ目に充填されたシーリング材も痩せやひび割れによって

雨水の侵入を許してしまいます。建物にとって湿気や結露は最大の敵と言えますので

塗装やシーリングの打ち直しなど定期的なメンテナンスが必要です。

モルタル・ジョリパットなど

モルタルはセメント・砂・水を練ったもので一昔前の外壁に多く使われていました。

左官職人の手仕事ですのでデザインの自由度が高く、住宅にオリジナリティを持たせることができます。

現在の外壁はサイディングが主流ですがタイルの下地やレンガやブロックの目地には

現在でもモルタルが欠かせませんし、一部モルタル仕上げで高級感を演出するなど

デザインに差をつけたい方にも人気です。

また最近ではジョリパットと言ったアクリル系仕上材も多く使用されています。

水で薄めて吹き付けたりローラーや͡コテで仕上げることが出来るため

扱い方の自由度が高いと言われています。

■ メリット

・ 防火性・耐火性が高い

・ 耐震性が高い

・ 耐久性が高い

・ デザインの自由度が高い

※ モルタル

※ ジョリパッド/職人による手作業で個性的な風合いに

■ デメリット

・ 塗装のメンテナンスが必要

・ ひび割れが起こりやすい

・ 汚れが目立ちやすい

以前のモルタルでの外壁工法は、

建物全体を通気させる通気工法が取られていなかったため内部結露を起こしやすく、

外壁のクラックや、部構造物の腐食といったトラブルを引き起こしていましたが

最近ではモルタルでも通気工法が可能になったため、改善されたと言えるでしょう

しかし施工工程が多く時間もかかるため、高コストであることは否めません。

またモルタル自体に防水機能はありませんので、防水のため塗装を施す必要があります。

塗装は経年により劣化しますので、定期的な塗り替えが必要です。

ALC【Autoclaved Light weight aerated Concrete】

ALCは高温高圧蒸気養生軽量気泡コンクリートです。

簡単に言いますと発砲加工した軽量コンクリートパネルです。

サイディングと似て工場で加工したパネルを現場でパズルのように組合せます。

サイディングと違うのは厚みがあり内部に気泡を含んでいるため

サイディングより耐火性、断熱性、耐久性に優れています。
 

■ メリット

・ 防火性・耐火性が高い

・ 断熱性が高い

・ 調湿性がある

・ 遮音性が高い

・ 施工時間短縮

■ デメリット

・ 塗装のメンテナンスが必要

・ シーリングのメンテナンスが必要

・ 吸水性が高い

※ ALC

ALCは吸水性が高く水分に弱いという特徴があります。
北海道では吸収した水分が凍結することで膨張し

内部爆裂を起こすトラブルがよく見受けられます。

ALC自体に防水機能はありません。

そのため塗装仕上げで防水効果を得ていますので

サイディングと同様に定期的なメンテナンスが必要になります。

 

多くの外壁材には防水塗装が必要です。

建物は湿気や結露、雨漏りなどをコントロールするため、様々な工夫が施されています。

外壁や屋根は風雨や紫外線から建物の内部構造物を守る最初の砦ですが

サイディング・ALC・モルタルのような外壁材自体に防水効果はありません。

サイディング・ALCなら工場で、モルタルなら施工現場での防水塗装が必要です。

しかし長年の風雨や温度差と言った自然現象にさらされる訳ですから

当然、時を追うごとに劣化します。塗料の耐用年数にもよりますが短いもので5年、

一般的には10年でメンテナンスが必要と言われています。

チョーキング現象やシーリング材の劣化が見受けられた場合は

塗り替えや張替えと言ったメンテナンスが必要です。

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